今回は腕時計の天敵、磁気についてのご案内です！
 
金属が磁場の影響により、
磁石として振舞う状態が「磁気帯び（磁化）」です。

なぜ磁気帯びがダメなのかというと。。
 
ムーヴメント中心部に位置する、
硬い鉄である巻き真（時間を合わせるリューズとつながっているパーツ）
（機械式の場合はゼンマイ・ヒゲゼンマイも影響を受けやすい）
に強く帯磁し、内部の歯車が影響を受けるためです。
 
 
ムーヴメントの部品の多くは、
磁気を帯びやすい「強磁性体」の金属を使用してます。
 
駆動コイル以上の磁力を持つ強力な磁場が近くにあり、
磁気帯びしてしまった場合は
腕時計は機械が動かなくなったり、精度が狂ったりします。
磁気は目に見えないため、細心の注意を払う必要があります。
 
ケースの素材に良く使われるステンレススチ－ルは
基本的には磁気帯びしないと言われておりますが、
不純物が混ざっていたり、
金属の経年劣化による磨耗・傷等があると影響を受けやすいとも言われております。
 
 
気をつけて使っていてもいつの間にか磁気帯していることもあります。
 
当店では磁気抜きサービスも承っております。
お渡し：お預かりから2-3日程
￥1,100（税込）
 
時計の調子がおかしいな、、
と感じることがありましたらお気軽にご相談下さいませ。
 
TiCTAC福岡パルコ店
TEL:092-235-7190