急速にラインナップが増しているスマートウオッチだが、機能性を評価しつつ、なかなか購入に踏み切れない人は意外に多い。その大きな理由の1つがデザインではないだろうか。アナログ時計が好きな人にとってデジタルディスプレイ式のモデルは家電の印象が強く、時計らしさが希薄なのだ。デザイン大国デンマーク発祥の『スカーゲン』が新たに提示したのは、そんなスマートウオッチのイメージを変えるハイブリットという手法。着信通知やミュージックコントロール、カメラ操作など、時計本体で操作する機能を絞り込み、時計の文字盤内で針を使って表示。一方、スマートホンでは専用アプリでアクティビティトラッキング、睡眠管理など多彩な機能を使うことができる。北欧ウオッチブランドの草分けとしてその優れたデザイン性で知られる『スカーゲン』。このモデルでは、時計としての“格好良さ”と先進機能が共存する、スマートウオッチの新しいスタイルを見事に提示して見せた。