ドイツ工業規格に準拠する革新的デザインのパイロットウオッチ
1927年ドイツ・フォルツハイムで創業、第二次大戦期にはドイツ軍にフリーガーウオッチ(軍用パイロットウオッチ)を制式納入していたことでも知られる『ストーヴァ』。一時期休眠していたが、独立系ブランド『シャウアー』を手掛けるヨルク・シャウアー氏がオーナーとなり復活させた。2016年BASELWORLDで発表したこのモデルは、ドイツ工業規格(DIN8330)に準拠したプロ仕様のフリーガーウオッチ。シャウアー氏と同郷の世界的なインダストリアルデザイナー・デザインコンサルタントであるハルトムット・エスリンガー氏との共同プロジェクト第二弾となるプロダクトだ。 耐磁性、視認性、振動など、様々な耐性を備えた堅牢な作りに加えて、エスリンガー氏の協力のもとで開発した革新的なデザインが他にはない魅力。バイオニクスと人間工学に基づいてデザインされたベゼルはその象徴的なパーツといえる。90度の角度で二つのサインカーブを組み合わせた独特のフォルムは、確かな操作性を備え、同時に感性を刺激するエモーショナルなスタイリングを実現している。