Vol.1でもお話致しました「「電波時計の仕組み」について
今回もお話させて頂きたいと思います。
 
Vol.1はこちら→「電波時計の仕組み　Vol.1」
 
 
◎電波受信しやすい場所・受信しにくい場所は？
 
日常において電波受信しやすい場所とそうでない場所があります。
 
■電波受信しやすい場所
・周りに障害物などがないところ
・屋外やお部屋の窓側など
電波を受信すると自動修正し、正しい時間を表示してくれます。
 

■電波受信しにくい場所
・気密性が高い部屋（コンクリ－トで囲まれた部屋など）・
・地下室
・ビル内部など
・家電・通信機器・電波ノイズ・磁気を発生させるものの周辺
（影響を受けやすく正確な時間を受信できません）
 
上記場所に置かれると電波が時計に届かずに時間が修正されません。
天候などでも電波受信されない可能性もあります。
電波受信する時間帯は深夜～早朝ですので、
その時間帯は電波受信しやすい場所に時計を置いておきましょう。
 
 
 
◎電波受信しやすい場所においても時間がズレる原因は？
 
・電池残量不足
電波時計機能が付いている時計はほぼほぼソ－ラ－機能も付いています。
ソ－ラ－機能は太陽光もしくは照度が高い室内灯などで充電されます。
使用頻度が少ないと箱や引き出しの中に仕舞いっ放しになり、光が当たらず
電池の残量不足となる可能性が高いです。
 
その場合、電波をキャッチして自動時刻修正を行おうとしても、
電波を受信する力不足で上手く修正できない場合があります。
 
そうならない為にも、電池充電はこまめに行いましょう。
電池残量が微量の際には、秒針が2秒ないし4秒おきに動きます。
サインが出たら必ず充電しましょう。

 
充電に適した場所は、窓側レ－スのカ－テン越しの太陽光が当たる場所です。
 
 

 
充電が完全にない場合は、晴天の屋外でフル充電まで
約30時間ほどかかります。
屋内だと3倍以上の時間がかかる可能性もありますので、注意しましょう。
※機種より充電時間は異なります。
 

・アナログ針　基準位置ズレ
アナログ針が正常の位置がらズレてしまう事を「針ズレ」といいます。
「針ズレ」は衝撃・磁気により生じる事が多く、
いくら正確な電波を受信したとしても「基準」がズレてしまっている為、
基準よりズレた時間で時刻修正を行ってしまいます。
 

「針ズレ」の基準位置修正方法は時計の構造によって異なる為、
お買上頂きましたメ－カ－の取説等をご覧になり操作してください。
最近はSDGsで取説をお渡ししていないメ－カ－もある為、
各メ－カ－の取説閲覧HPでご確認下さいませ。
 
 
では、今回はここまで。。。
次回も引き続き電波時計についてご説明します！！
 
 
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