ブログをご覧の皆さま、こんにちは！
 
なかなか外に出る事ができないこの時期…。普段よりもお家にいる時間が多いのではないでしょうか。。。私も外出自粛中なのでホームプロジェクターを購入し、おうちで映画を楽しんでいます( •̤ᴗ•̤ )
でも外出自粛ということはせっかくのお気に入りの時計が止まってたり、遅れが出ていても修理に持っていけないですよね。。。しかし止まったり遅れている原因がすべて電池切れとは限らないのです！！
 
そこで今回は腕時計の天敵、「磁気帯び」についてお伝えさせていただきます！

 
 
 
 
 
 

まず皆さんは普段時計を使っているときに次のような症状で悩まされたことはありませんか？（´-`）
 
・針が止まったり動いたりする
・時間が遅れたり進んだりする
・止まったので電池交換に持っていったら電池残量はあるといわれた
 
腕時計には様々な種類がありますので、上記の症状がすべて同じ原因とは限りませんが、どれも磁気の影響を受けている可能性があります。
※磁気の影響を受けることを”磁気帯び”と呼びます。
 
鉄などを引きつける力と考えられていた磁気ですが、電気との関係を発見されて以来、現代社会を支える重要な力となりました。その磁気に時計の中で一番大きな影響を受ける部分は、機械式時計では"ひげぜんまい"、アナログクオーツ時計では"電動モーター"です。
 
つまり、デジタル時計以外の全ての時計は、磁気を避けて保管いただかなければ故障の原因になってしまいます。
※耐磁性能があるアナログ時計もございますが、ここではそういった特殊なスペックが無いもののご説明をします。
 
 
《 磁気を放つ主な製品 》
・スマートフォン
・パソコン
・テレビ・冷蔵庫・電子レンジなどの家電製品
・バッグの留め金に使われる磁石
・磁石そのもの
・充電器
・磁気ネックレス
などなど・・・
 
 
皆さんも気づかない間にこのような製品の近くに腕時計を置いていませんか？
上記の製品たちは今や私たちの生活に無くてはならないものばかりですが、腕時計にとってはいい環境とは言えません。実際、お客様からお預かりするお修理内容として一番多い原因が【磁気帯びによる時刻不正】です。
 
では、どうすれば磁気帯びせずに問題なく使用できるのか。
 
 
 

磁気を発生させている製品がどれだけ強い磁気を出しているかにもよりますが、お近くの電化製品や磁石から【約10センチ以上】離して保管いただくと磁気の影響はかなり小さくなります。おうちに帰ると腕時計を外してスマートフォンの横に置きがちですが、決して腕時計とスマートフォンを横に並べて置かないよう、ご注意ください( ´•̥_•̥` )
あと、磁石付きのカバンに入れっぱなしするのもよくありません！さらにスマートフォンを一緒にカバンにいれてると磁気帯びの可能性が高くなります( ´•̥_•̥` )
 
ちなみに私は棚の一番上の段にアクセサリーコーナーを設けてそこに腕時計を並べて保管しています♫*+°
 
 

万が一、磁気の影響が原因で修理が必要な場合は当店でも修理出しが可能です。
磁気を抜く修理で 約¥3,000+税 〜。メーカーの判断により、機械ごと交換が必要であれば 約¥8,000+税〜 程 費用がかかる可能性がございます。メーカーもしくは修理センターにお出しするので３週間前後お時間がかかる場合があります。
 
TiCTACでは、
G-SHOCK.BABY-G.SEIKO.CITIZEN
BERING.Daniel Wellington.
KLASSE14.LUMINOX.HAMILTON..など
お取り扱いしておりますので異常があれば休業明けに一度、店頭にお持ちいただければと思います。
 
この磁気帯びによる不具合は非常に多くなっておりますのでくれぐれも保管場所にはお気をつけくださいませ！( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

新型コロナウイルス感染拡大の一日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。